体質を変えての漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性
不妊治療で中々卵子が採卵できず、体質を変えていきたいと来店されました。
体が疲れやすく、子宮筋腫、卵巣嚢腫があるようです。
ストレスもあり、余裕がないことが多いようです。
血液検査 (生理期)
FSH 6.2
LH 3.3
PRL 10.6
(高温期)
P 5.25
E2 136.6
生理の時は黒い塊、黒い出血が多いそうです。
夜は眠る時間が遅く、朝起きにくいようです。
高温期は10日ぐらいしか持たないようです。
中国医学的に『気血両虚』『気滞血瘀』の状態と考えられます。
その為、体力や血液を補っていく漢方、「血」の巡りをよくしていく漢方などをお渡ししました。
1か月、3か月、半年と続けていくうちに体の疲れが少しずつマシになられて元気になってこられました。
1年と続けていただき、一度は陽性反応が出たのですが、妊娠の維持が難しく流産されました。
しかし、諦めず続けていただきました。
2年目になる頃に、再び陽性反応が出て妊娠中でも飲める漢方をお渡しして妊娠継続していただいております。
今回は7週目で心拍が確認されて、順調に赤ちゃんが育ってきているようです。
引き続き妊娠中でも飲める漢方をお渡ししております。
中国医学の考え方は、子宮の中が綺麗な状態の場合は、生理の時に赤い色の出血で、塊もない状態になります。
子宮内環境が良くない場合は、黒い塊や黒い色の出血になることが多くなります。
また、チクチク刺される痛みが出てきたり、子宮筋腫、内膜症、腺筋症、チョコレート嚢腫、卵管のつまりの原因になります。
この場合は子宮内の血流をよくしていくものが必要になります。
またこの方の場合は黄体期が短いため、体力や血液をシッカリ補い、子宮にエネルギーを送っていくものが必要になります。
1人1人体質や自覚症状が違うため、必要となるものが違ってきます。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談ください。
TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1